磁器

お手入れ簡単
はじめての
和陶器に

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つるりとした手触りが特徴で、軽くて比較的丈夫なので、
普段使いの器としてお勧めです。

【ご使用前に】
陶器は吸湿性がないので、お買上げ後からすぐにお使いいただけます。
【上手な使い方】
金、銀彩を施した器は電子レンジにはお使いいただけません。また、色絵は経年や使用頻度に応じて、徐々に色が褪せたり剥げることがあります。
【保管について】
磁器の洋食器と同じように表面の水分を十分拭きとってから保管してください。

陶器

産地ごとに
変わる風合いと
手触りが魅力

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陶器は使い込んでいくことで、器の表面が手に馴染んでいく、
磁器とは違った独特の手触りが特徴です。
その為、磁器に比べて柔らかく脆い材質ですが、
ひと手間かけていただく事で長くお使いいただけます。

【ご使用前に】
陶器には、表面に小さな細かい穴があいていて、そこから水分や油分が染みこんでしまいます。そのため、きれいなお湯に5分程度浸してからお使いいただくと、煮汁やソースなどが染み込みが和らぎ、器に臭いや色が着きにくくなります。
材質によって長い時間水を入れたままにしておくと水分が染み出てくる場合がございます。その場合は、「米のとぎ汁」や「おかゆ」等のでんぷん質で「目止め」を施します。器が納まる位の大きめの鍋に「米のとぎ汁」や「おかゆ」を張り、その中に器を入れて弱火で10分ほど煮立たせ、器が冷めたら水できれいに洗い流し、完全に水分が器から抜けるまで乾燥させてください。
【上手な使い方】
陶器は磁器に比べて柔らかく、脆い材質です。器を洗い桶に溜め置きしたり、食洗機に重ね詰めしたりすると破損の原因になりますので、なるべく丁寧にお取扱いください。
商品によっては電子レンジにお使いいただけないものもありますので、購入前に販売員にご相談ください。
【保管について】
表面の水分を拭きとった後に、十分乾燥させてください。
吸湿したままの器を重ね置いたり、食器棚等にしまうとカビが生えることもあります。

漆器

使い込むほどに
色合いが深まる
独特の美しさ

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使い込んでいくことで、新品とは違った
独特の美しさが生まれるのも漆器の特徴のひとつです。
漆器はデリケートな器ですが、日々お使いいただくと、
お手入れも簡単に済ませることができます。

【ご使用前に】
おろしたての漆器には、漆独特の匂いが残っている場合がありますが、空気に触れることで時間とともに自然となくなります。(もし気になる場合は、米櫃の中に数日間入れたり、ぬるま湯で何度も洗い流すようにして下さい。)
最初にお使いになる前は、ぬるま湯に通し、布で拭ってからお使いください。汚れが付きにくくなり、染みを防止します。
【上手な使い方】
使用後はぬるま湯に通して手早く洗います。
漆器は脂分が苦手です。脂汚れはスポンジのような柔らかいもので、ごく弱い洗剤を使って落としてください。
洗ったあとは、しばらくざるなどに入れて、全体の水分を取り去るようにします。(長く湯水につけたままにしないでください。)その後に乾いた柔らかい布で拭いてください。日常的にご使用いただく場合はこのようなお手入れで充分です。
【保管について】
保管する場所は、湿度に十分ご注意ください。(適当な湿度は60%前後です。)
ヒーターのそばなどは避け、直射日光の当たらない風通しの良い場所を選びます。
重ねて保存する場合は、間に柔らかい布や紙を挟んでおきます。
長期間保管する場合は、時々は外気に当ててください。使用しなくても年に数回は取り出して、ぬるま湯で洗うことをお勧めします。漆器は日常の中で気軽に使うことも大切です。

土鍋

万能調理器具
そのひと手間が
おいしさに

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使い方に少し気を使えば、長くお使いいただける万能調理器具です。
保温性が高く、鍋料理はもちろん、ご飯もおいしく炊けます。
使い込んでいくことで、土鍋自体にも味わいがでてきます。

【ご使用前に】
多くの土鍋は陶器と同じく、表面に小さな細かい穴があいていて、水分や油分が染みこんで色じみの原因となります。その為、ご使用になる前に「米のとぎ汁」や「おかゆ」等のでんぷん質で目止めを施します。
土鍋に「米のとぎ汁」や「おかゆ」を張り、弱火で加熱させてください。
15分ほど煮立せたら火を止め、「米のとぎ汁」や「おかゆ」が冷め切るまでそのまま放置してください。
最後に水できれいに洗い流し、完全に水分が抜けるまで土鍋を乾燥させてください。目止めは、色じみを防ぐだけでなく、ひび割れを防ぐ効果もありますので、お買上げ後の土鍋には目止めを施すことをお勧めしています。
【上手な使い方】
急加熱はひび割れ原因となります。鍋を火にかける際は、具材や汁を入れてから最初から強火ではなく、鍋本体が温まるまで弱火でゆっくり加熱するとひび割れが防げます。また破損の原因となりますので空焚きはさけてください。
鍋料理の締めには雑炊やうどんを煮ることをお勧めします。更に目止めができます。
洗い終わった鍋はしっかり水気を拭った上、空気にふれる場所で十分に乾燥させてから、保管してください。